地方ビルニュース:福井駅西口再開発

 今日は、福井の再開発のニュースがあったので、照会します。
プラネタリウムが併設されるあたり、地元の雄としての高層ビルって感じがして
良いですね。


福井新聞より:
JR福井駅西口再開発ビルに福井市がプラネタリウムなどを整備する自然科学学習施設の第2回基本計画 策定委員会が13日、同市役所で開かれた。天文台がある市自然史博物館の分館と位置付け、天文学に特化した自然科学教育と、県都玄関口の立地を生かした広 域観光拠点の二つを目標とする事業計画素案を大筋で承認した。市は本年度内に事業計画を含む施設運営全般の基本計画案を作成、6月に正式決定する。

 委員長の渡部潤一・国立天文台副台長ら委員5人が出席。事務局が「展示」「ドームシアター」「教育普及」「観光連携」「プロモーション」など7事業からなる計画素案を説明した。

  施設の核となるドームシアター事業は、一般市民や観光客ら幅広い年代のニーズに応じ番組をつくる。オリジナルの自主製作番組に力を入れ、季節ごとのプラネ タリウムや小中学生向けの天文学習、宇宙の姿のCGなどを想定。観光面では、一乗谷や越前海岸の魅力、「糸崎の仏舞」など無形民俗文化財の紹介などを挙げ ている。航空宇宙局(NASA)など国内外から購入した番組も用意する。

 ドーム映像を自主製作できる「工房」を設置し、市民や地元大学との協働製作も視野に入れる。

 展示事業は小学3年~中学3年生を主な対象に、天文現象や銀河系を含む宇宙空間などテーマごとに常設する。国立天文台や宇宙航空研究開発機構(JAXA)、大学などの最新成果を盛り込んだ企画展示も行う。

 観光連携事業は、市内をはじめ県内の関係機関と連携し、広域観光の拠点化を目指すもの。夜間開館することで、県立恐竜博物館などの県内各地を訪れ、駅周辺に宿泊する客に楽しんでもらう。また、施設名称にネーミングライツの導入を検討する。

 渡部委員長は「ドームシアターは『教育』の範ちゅうを超え、福井の魅力を発信し、さらにはまちづくりに結びつけることが必要だろう」と述べた。

 再開発ビルは2016年度にオープン予定で、自然科学学習施設は中核施設となる。5階の2千平方メートルにドームシアター(直径18メートル、150席)や展示スペースなどを設ける。

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