ミャンマーに高層ビル 日本が設計、来春着工


ミャンマーの最大都市ヤンゴンで、地上38階建て(高さ約195メートル)の高層ビルを建設する計画が進んでいる。民主改革の進展に伴い、外国企業や国際機関などが相次いで進出し始め、貸事務所の供給が追いつかないのが現状。完成すれば最高層ビルの一つとなる見通しで5階以上は貸事務所として利用する予定。
 3日にヤンゴンで、施主らが出席して調印式が行われる。着工は来年3月、2015年秋の完成を見込んでいる。施主はシンガポールの企業とミャンマーの信用金庫などで、東京都港区の入江三宅設計事務所が設計を担当。4階までは店舗が入居する計画という。
 日本企業が手掛け1999年に完成したヤンゴンの「サクラタワー」は20階建て(約100メートル)で、計画中のビルはその約2倍の高さとなる。(共同)

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